ファスティングの回復期を正しく過ごすためのおすすめレシピ

FASTING

ファスティングでは回復期の食生活にも気を付けなければいけません。
デトックス効果があり、美容や健康維持、ダイエットに有効だと話題となっていますが、間違った食事内容のまま過ごしているとリバウンドや体調不良を起こしてしまいます。
ファスティングを失敗に終わらせないために、回復期を正しく過ごすためのおすすめのレシピや食材をご紹介していきましょう。

ファスティングにおすすめの回復食レシピ

ファスティングの回復食は、胃に負担をかけないためにも消化の悪いものは避けましょう。
カロリーの高い食事も避けることが大切で、腹八分目を心掛けて健康的な食生活を行うことがポイントとなります。
ファスティングの回復期で初めての食事は重湯にすることをおすすめします
回数を重ねるごとに固形物を摂取していき、体を慣らしていきましょう。

重湯

重湯

生米…生米1:水10の割合
塩…適量
  • ☑①米を研ぎます。
  • ☑②鍋に米と水を入れて中火にかけます。
  • ☑③沸いてきたら弱火にし、鍋底から混ぜ合わせたら少しずらした状態で蓋をして30分ほど火にかけます。
  • ☑④お好みで塩で味を調整してください。
  • ☑⑤熱いうちにザルにあけ、漉したら完成です。

豆腐と卵のとろみスープ

卵スープ

絹豆腐…1丁
長ネギ…1本
卵…2個
鶏がらスープの素…小さじ2
水…600cc
塩コショウ…少々
水溶き片栗粉…適量
  • ☑①長ネギは斜め薄切りにします。
  • ☑②鍋に水と鶏がらスープの素を入れて火にかけ、豆腐をスプーンですくいながら加えましょう。
  • ☑③長ネギを加えて水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。
  • ☑④塩コショウで味を調えて、煮立てたところに溶き卵を加えて優しくかき回し、火を止めて完成です。

ファスティングの回復食におすすめの食材・大根

ここからは、回復食におすすめの食材をご紹介していきます。
1つ目は「大根」です。

大根
大根は、消化に良いと言われている野菜の1つです。
酵素を摂取するためにもサラダにして食べようと考える方もいますが、回復食で利用する場合には胃の負担のことを考え、火を通して調理したものを食べる方が安心でしょう。
大根はじっくりと柔らかく煮ることで食べやすくなります。
味噌汁やスープに入れるほか、塩分を摂りすぎないように出汁の風味を生かした煮物もおすすめです。

ファスティングの回復食におすすめの食材・豆腐

豆腐

ファスティングにおすすめの食材2つ目は「豆腐」です。
回復期に魚や肉類などの脂質の多い食材を摂ってしまうと消化に悪影響を及ぼし、体調不良になることが考えられます。
しかし、タンパク質を摂取しない生活も体調不良を招く要因となるでしょう。

そのため、良質なタンパク質を摂れる豆腐は回復食に向いています。
消化も良いので積極的に摂取していきましょう。

味噌汁
おすすめの料理法としては、体を温めるためにも冷奴にはせず、湯豆腐や味噌汁が適しています。
消化に良い大根と一緒に料理に活用するのもおすすめです。

ファスティングの回復食におすすめの食材・フルーツ

ファスティングにおすすめの食材3つ目は「フルーツ」です。
お粥や和食など、体に良いものを摂取していく回復期ですが、たまには甘いものを食べたい時もあるでしょう。
そんな時にはお菓子ではなくフルーツを食べましょう。
胃腸に負担のないよう、スムージーなどとして飲むことをおすすめします。

スムージー
ただし、全てのフルーツが回復食に適しているとは限りません。
回復食に適していないフルーツは、以下の5種類です。

キウイ

・バナナ
・キウイフルーツ
・マンゴー
・パイナップル
・スイカ

栄養価が高いだけではなく美容効果が期待できるフルーツが多いですが、熱帯産のフルーツは体を冷やしてしまう特徴があります。
体が冷えてしまうと、内臓も冷えてしまうため胃腸に負担を与えてしまいます。
お腹を壊す可能性もあるので、避けた方が良いでしょう。

回復食に適しているのは、主に寒冷地で栽培されるフルーツです。

リンゴ

・リンゴ
・ブドウ
・モモ

熱帯産とは反対に体を温める特徴を持っています。
中でもリンゴはビタミンが豊富なほか、整腸作用もあるため回復期に向いています
しかし、回復期にいきなり固形物を摂取すると体に負担を与えてしまいます。
最初はすりおろして食べたり、ジュースにして飲んだりすることで負担を最小限に抑えられるでしょう。

ファスティングの回復食にヨーグルトが適さないのはなぜ?

ヨーグルト

手軽に食べられて、消化が良さそうな食材としてヨーグルトを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?
確かに、ヨーグルトは一見回復食に適しているように見えがちです。
しかし、ヨーグルトはファスティングの回復食としてはあまり適していません
なぜ回復食にヨーグルトが適さないのでしょうか?

回復食にヨーグルトが適さない理由の1つに、動物性タンパク質が含まれていることが関係しています。
消化の負担を最小限に抑えたい回復食では、基本的に肉や魚などは摂取しない方が良いと言われています。
ヨーグルトも牛乳から作られているため動物性タンパク質は少なからず含まれているので、体が慣れるまでは避けた方が良いのです。

もう1つの理由として、プレーンだと食べにくい点が挙げられます。
回復食に上白糖など精製された糖を食べてしまうと、血糖値が一気に上昇してしまい内臓の負担が大きくなってしまいます。
ヨーグルトも市販されているものの多くは加糖であり、プレーンも販売されているもののそのままでは食べづらいと感じる方が多いでしょう。
そのため、ファスティングの回復食は重湯や野菜を中心とした血糖値が上がりにくく、消化に優しい食事にした方が良いのです。

ファスティングの回復食はコンビニでも買える?

コンビニ

普段自炊をしない人にとって、回復食で食べるものが限られてしまうと大変に思い、ファスティングにもなかなか挑戦できないという方は多いでしょう。
しかし、コンビニでも回復食に活用できる食材は売られています。

レトルトのおかゆ

重湯を作るのが大変という場合は、コンビニで売られているレトルトのおかゆを活用しましょう。
レトルトのおかゆは電子レンジで温めればすぐに食べられるので非常に手軽です。
ただし、量は多めで米粒がしっかりとしている場合があるので、そういった時はすり潰したり、味が濃かったらお湯を足したりして内臓への負担を軽減させましょう。

インスタント味噌汁

コンビニには様々な種類のインスタント味噌汁が販売されており、こちらもファスティングの回復食として活用できます。
注意したい点は、だしが入っているため味がかなり濃い目であるということ。
できるだけ減塩のものを選んだり、お湯を多めに入れて味を調整するようにしましょう

おでんの大根

おでんレジ前の定番となったおでんの大根は、非常に柔らかく煮込まれており、回復食に向いている食材です。
他のおでんの具材も美味しそうに見えてしまうかもしれませんが、回復食には大根だけを選ぶようにしてください。

ファスティングの回復食は外食でも可能?

外食はファスティングの回復食に活用することができます。
例えば、味噌汁やスープなどは外食でも食べることは可能です。
ただ、味噌汁やスープに動物性タンパク質、いわゆる肉や魚、油脂類が多く含まれていそうなら避けた方が良いでしょう。

外食
また、外食は誘惑が非常に多く、思わず回復食を無視してボリューム感のある料理を注文する可能性が高まります。
誘惑を避けるためにも、できるだけ外食はしない方が良いです。

今回はファスティングの回復食についてご紹介してきました。
回復食はファスティングを成功させる上で非常に重要な食事です。
回復食を失敗してしまい、食欲に負けて食べてしまうとリバウンドする可能性があります。
ファスティングを成功させるためにも、今回ご紹介したおすすめの食材・NG食材を把握し、おすすめレシピなどを活用しながら正しい回復食を食べるようにしましょう。

また、どうしても自炊ができない、忙しくて難しい時にはコンビニや外食を利用することも可能です。
ただし、コンビニや外食は他の食品も売られているため、誘惑に負けてしまいます。
食欲に負けない強い心を持ちつつ、ファスティングの回復食に活用してみましょう。

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