酵素ファスティングで失敗する人、しない人

酵素 ファスティング 失敗
FASTING

酵素ファスティングに興味を持っている方は多いかと思いますが、中には「失敗してしまうのではないか」と不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
実際に、酵素ファスティングを実践して成功した方もいれば、失敗した方もいます。
なぜ酵素ファスティングで失敗例が出てしまうのでしょうか?

肌トラブル

今回は酵素ファスティングを成功させるために、失敗から見えてくることをご紹介していきましょう。
どんなことに注意すれば良いのか、やってしまいがちな失敗ポイントなども解説していきます。

酵素ファスティングの失敗例

酵素ファスティングの失敗例として最も多いのが、復食期です。
酵素ファスティングには3つの期間で構成されており、それぞれの期間中に気を付けるべきポイントが異なります。

準備期には体の調子を整えるため、食事内容を「ことまごわやさしい(純和食)」に切り替えたり、ファスティング期には酵素ドリンクに加えて約2リットルの水を飲んだりなどが挙げられます。
ファスティング期を終えて固形物を徐々に食べられるようになる復食期にもたくさん気を付けなくてはならないポイントがあるのですが、ファスティング期間が終わったことで油断してしまい、復食期で失敗してしまうケースが多いのです。

重湯
例えば復食期1日目は重湯から始まり、2回目の食事でようやくお粥や具なし味噌汁が食べられます。
しかし、一度料理を口にしてしまうと満足できず、すぐに通常通りの食事、もしくはそれ以上の食事をしてしまいます。
基本的にファスティング期を3日設けていたら、復食機も2~3日程度必要です。

この期間は消化が良いものを中心に、徐々に野菜を取り入れていきましょう。
脂肪分が多い肉や魚はできるだけ避けた方が良いです。

過食

他にも、ファスティング期間中に途中で辞めてしまうことが失敗例として挙げられます。
例えば、ファスティング期間中にどうしても空腹に耐えられず食事をしてしまう方もいるでしょう。
ファスティング期間中は酵素ドリンクと水以外口にできません。

途中で辞めてしまう場合は最初から1週間の長期間でファスティングを実行するのではなく、1日や半日から始めてみましょう。1日や半日のファスティングを続けていくことで、段々食べない状況に慣れていき、期間を徐々に伸ばしていけば乗り越えられるようになります。

酵素ドリンクの質が悪いと失敗してしまう可能性も?

酵素ドリンク

酵素ファスティングにおいて、酵素ドリンクは栄養素をサポートしてくれる重要なアイテムです。
ただの断食ではなく酵素ファスティングが選ばれているのは、栄養素を摂取できるので健康的に痩せたり、内臓機能を休ませたりできるためです。

酵素ドリンクによって成功に近付けると言っても過言ではありませんが、酵素ドリンクの質が悪いと効果が減ってしまう可能性があるので注意しなくてはなりません。
では、質の良い酵素ドリンクを選ぶためにはどんなポイントをチェックした方が良いのでしょうか?
ここからは酵素ドリンクを選ぶポイントについてご紹介します。

原材料にこだわっているか?

味を選ぶ

酵素ドリンクは野菜や果物、海藻、穀物などから酵素を抽出させています。
ファスティング中の体は栄養成分などが吸収しやすい状態に陥っているので、できるだけ酵素ドリンクに含まれる酵素の原材料も高品質の方が良いのです。
また、原材料などが明記されている酵素ドリンクの方が良いものを使っているのだと信頼できます。

添加物は入っていないか?

酵素ドリンク

先程も述べましたが、ファスティング中の体は栄養素を吸収しやすい状態、いわゆる『スポンジ』のようになっているのですが、ここに人工的な添加物が配合される酵素ドリンクを飲んでしまえば添加物まで吸収しやすくなってしまい蓄積されてしまいます。
例えば保存料や着色料、香料などが配合されている酵素ドリンクは選ばない方が良いです。
また、飲みやすくするために人工甘味料や安息香酸、白砂糖を使っているケースもありますが、これらもファスティング中には必要ない成分なので配合されていないかどうか確認しましょう。

薄められていないか?

酵素ドリンクの中には水やオリゴ糖エキス、発酵促進剤などと呼ばれる成分が入っているケースがあります。もしこれらの成分が入っていたら、かさ増しされている可能性が高いので注意しましょう。


本来の酵素ドリンクであれば抽出された酵素原液から作られているため、水を使うことはありません。
抽出・発酵した時に出てきた水分があるので、わざわざ水を使う必要がないのです。

加熱処理されていないか?

酵素は非常にデリケートで、60~70℃で失活してしまいます。
そのため加熱処理してしまうと酵素が失活し、せっかくの酵素ドリンクも意味のないものになってしまうのです。

酵素ドリンク
質の悪いものは生産性を重視しているため、加熱処理をかけてしまう場合が多いです。
加熱処理が行われていないかどうかかチェックするようにしましょう。

失敗に気を付ければ、メリットが大きい酵素ファスティング

失敗例や気を付けなくてはいけない点をご紹介してきましたが、しっかりとファスティングを実践していればとても大きなメリットが得られます。
最後に、酵素ファスティングにおける様々なメリットをご紹介していきましょう。

ホルモンバランス

体重が落ちる

ファスティングは固形物を食べられないので体重が落ちることは当然と言えば当然なのですが、意外にもファスティングでは体重減少はそれほど急激に起きるものではありません。
人によっては1~2kg程度の減少でガッカリしてしまう方も多いでしょう。

しかし、ファスティングのメリットは一時的な体重減少ではなく、リバウンドしにくい体質を作ってくれることなのです。
1ヶ月に1回のペースで続けていけば、痩せやすく太りにくい体を作っていくことができます。

朝の目覚めが良くなる

ファスティング 便秘
ファスティングを始めた方の中には、期間中の目覚めが今までよりも良かったという声が挙がっています。
なぜファスティングすることで目覚めが良くなるのかは未だ明確な理由は分かっていません。
しかし、実感している人は多いので朝なかなか起きられない、二度寝してしまうという方はぜひ実践してみてください。

デトックスできるデトックス

 

体の中に固形物を取り入れなくなると、これまで働き尽くめだった内臓が休まり、本来の機能を取り戻していきます。消化機能もお休みになるのでこれまで使われていた酵素が全て代謝に回り、基礎代謝を向上させられるのです。

代謝の向上は体の巡りが良くなることも意味しています。
つまり、体内に溜まっていてなかなか排出できていなかった毒素も、ファスティングによってデトックスできるのです。

腸内環境が改善される

空腹
固形物を食べないことで腸も休まりリセットさせることができます。
腸は「第二の脳」と呼ばれる程、人体の中で様々な役割を果たしている器官なので少し休ませてあげることも大切です。
腸内環境が改善されることで免疫力の向上や美容効果も期待できます。
もちろん、便秘の改善にも効果的なので様々な不調に悩んでいる方はファスティングを試してみても良いでしょう。

酵素ファスティングは計画を立ててしっかりと行わないと失敗してしまう可能性があります。
始めた当初は特に気を付けていないと、油断してしまい失敗する場合もあるでしょう。

しかし、続けていけば習慣化されていき意識しなくても成功しやすくなっていきます。
酵素ファスティングは続けることが大切です。
まずは半日・1日から始めていき、徐々に3日~1週間へと伸ばし、1ヶ月に1回のペースを守るようにしていきましょう。

ピックアップ記事

CONTENT