ファスティングのやりすぎが招くリスク

ファスティング やりすぎ
FASTING

多くの女性が注目し、実践しているファスティングは、ダイエット効果が期待できるだけでなく、美容効果・健康効果も期待できるということでメディアで取り上げられることも多いです。

ただ、女性にとって嬉しい効果が期待できるファスティングでもやりすぎてしまうと、かえってリスクを招いてしまうものになってしまいます。
そこで今回は、ファスティングをやりすぎてしまうとどんなリスクを招いてしまうのか、詳しくご紹介していきましょう。

ファスティングのやりすぎが招くリスク

ファスティングは何も食べないことから体重減少の効果が見られやすいため、ついこのまま続けようとやりすぎてしまう方もいます。
もしファスティングをやりすぎてしまった場合、どのようなリスクを招いてしまうのでしょうか?

筋肉量が減少してしまう

ファスティング
ファスティング中は基本的に固形物を食べず、水分や酵素ドリンクのみで食事を済ませることになります。
固形物を食べないため内臓が空っぽになり、胃腸を休ませることができます。
胃腸を含む内臓を少しでも休ませることがファスティングの目的となりますが、同時に体重の減少も見られるため早く痩せたい方は決めた期間以上にやりすぎてしまいがちです。

ファスティング中は体内に蓄積されたエネルギーを消費している状態ですが、ファスティング期間を予定より伸ばしてしまうと蓄積されたエネルギーがどんどん消費され、次第に尽きてしまいます。
エネルギー不足に陥れば運動する気力なども奪われてしまうため、筋肉量の減少につながるでしょう。
また、エネルギーを補給するために筋肉が分解されてしまい、運動効果をさらに低下させてしまいます。

ストレスが溜まりやすい

ストレス

ファスティングだと固形物を摂取できないため、段々お腹が減っているのに食事ができないためストレスが溜まりやすくなります。
特に、日常的に会食の予定が多い人や旅行に出掛けることが多い人だと、誰かと一緒でも食事を我慢しなくてはならないため、一層苦痛に感じられるでしょう。

ファスティングと他人や家族との予定を両立させるのは非常に困難です。
その結果、ファスティングに失敗してしまいます。
ファスティングを成功させるには、ストレスに打ち勝てるようしっかりと計画を練っておくことが重要です。

免疫力が落ちて風邪を引きやすくなる

ファスティング 口内炎
食べ物が食べられないことで栄養不足に陥りやすいファスティングですが、正しいやり方で進めていけば問題ありません。
しかし、ファスティングを何日も続けてやりすぎてしまうと、栄養素不足によって様々な悪影響が体に起こり始めます

例えば、タンパク質を摂取しないことで免疫細胞が作れなくなり、免疫力の低下につながってしまいます。
免疫力が落ちてしまうと風邪などを引きやすくなり、体調悪化を招いてしまうでしょう。

肌や髪にも影響が表れやすい

肌トラブル
美容のためにファスティングを開始する方は多いですが、やりすぎてしまうことで美容面に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
肌や髪の構成成分はタンパク質やミネラルなどが含まれています。これらの栄養素はファスティング中に不足しやすいものでもあります。

1~3日間程度のファスティングであれば肌や髪への影響を最小限に留められますが、それ以上となると本格的にタンパク質やミネラルが不足し、肌にハリがなくなったり、髪にもツヤやコシがなくなったりするでしょう。

特に髪は抜け毛が増えてしまう可能性もあるので注意しなくてはなりません。

貧血になりやすい

悩み
多くの女性が悩まされている貧血は、ファスティングのやりすぎによって助長される可能性があります。

貧血にも種類があり、多くの方で見られるのは「鉄欠乏性貧血」です。
鉄欠乏性貧血はその名の通り、鉄分が不足していることが原因で引き起こります。

鉄分が不足すると赤血球の機能がうまく働かなくなり、全身に酸素などを送り届けることも難しくなってしまうのです。
また、貧血になると倦怠感や動悸・息切れ、耳鳴り、舌炎・口角炎、嚥下障害などを引き起こすと言われています。

貧血の症状は人によって異なりますが、場合によっては日常生活を送るのも困難な程、重度な症状を招いてしまう場合もあるので十分に気を付けましょう。

やりすぎはリスクを招くが、正しいやり方・期間であれば効果が期待できる

ファスティングをやりすぎてしまうと、上記で説明したように様々なリスクを招いてしまいます。
症状などは人それぞれで異なるものの、やはり健康的な美を目指すためには体調不良を招かないことが大切です。

ファスティング 意味ない

こういったリスクを目にしてしまうと「それならファスティングはやらない方がいいだろう」と考える方も多いでしょう。
しかし、上記のリスクはあくまでもファスティングをやりすぎた結果引き起こる可能性があるもので、正しいやり方・期間で行えばきちんと美容・健康効果に期待できるのです。
具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか?

デトックス効果

腸内環境
体内には普段の食事から摂取した栄養素だけでなく、有害物質まで蓄積されている場合があります。
例えば手軽に食べられる加工食品には食品添加物が含まれており、それらの成分が体内に蓄積されてしまいます。

食品添加物は少量食べたところで人体に害は与えないものの、蓄積されていくことで体に良くない影響をもたらす可能性が考えられます。
そんな時にファスティングを行えば、消化吸収に使っていた力を排出に回せるので効率的に有害物質や老廃物などを体外へと排出できるでしょう。

また、ファスティングによって便秘解消効果も期待できるので、体内をリセットさせたい方はファスティングがおすすめです。

ダイエット効果

ホルモンバランス
ファスティングは食事をしないため、自ずと摂取カロリーが減って体重減少につながります。
中には体重減少が起きるのは筋肉量が減っているからで、脂肪が燃焼されているわけではないという意見もありますが、やりすぎないように注意すれば蓄積された脂肪や糖質からエネルギーが作られて燃焼されていくため、筋肉を減らさずに済むでしょう。

それでも筋肉が落ちるのではないかと不安な方は、ファスティング期間中に運動してみましょう。
ただし、激しい運動は強い疲労感やイライラの原因となってしまうため、軽めの運動(ウォーキングやヨガ、ストレッチなど)を行うようにしてください。

美容効果

ファスティング 肌荒れ
デトックスやダイエット効果によって美容面にも良い影響が表れてきます。
例えば、デトックス効果で腸内環境が改善されると、腸内から血液を使って悪いガスが肌に行くこともなくなり、出来物の量も減ることが期待できます。

肌や髪にツヤが出てきて、若々しさまで取り戻せるでしょう。
体重が減り、肌の調子も良くなれば自分に自信がつくようになり、心も前向きになりやすいです。
心が前向きになればストレスが減って自律神経も安定しやすく、体により良い影響をもたらしてくれるでしょう。

ファスティングはどれくらいの期間が適切なのか?

ファスティングとは

ファスティングのやりすぎはリスクを生じ、正しいやり方・期間で実践することが大切だということが理解できたかと思います。
ただ、実際にファスティングを行うならどれくらいの期間が適切なのか分からない方も多いでしょう。
ファスティングを行う期間は一般的に1週間ですが、1週間はファスティングに比較的慣れてから取り組むべき期間です。
まだ始めて間もない方や、これから始める人は3日間から始めてみましょう。

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水もし、どうしても時間的に難しい、3日間でも失敗しないか不安に感じるのであれば1日ファスティングがおすすめです。
1日だとそれほど大きな効果は期待できませんが、続けやすいというメリットがあります。
まずは1日もしくは3日間から始めていき、慣れてきてファスティングが習慣付いてきたら、1週間のファスティングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

準備期間と復食期間を忘れずに!

上記でファスティング期間は1日・3日・1週間のいずれかから選ぶと良いとご紹介しましたが、これはあくまでも何も食べない期間を指しており、準備期間と復食期間は別で設けなくてはなりません。
準備期間には肉や脂っこい料理などの消化に悪いものを食べないように気を付け、野菜中心の食生活にします。

生野菜
腹八分目に抑えるよう気を付けましょう。
また、復食期間は内臓をしっかりと休ませたファスティング後なので、急に普通の食事に戻るとかえってリバウンドにつながる恐れがあります。
まずはお粥や味噌汁などの消化に良いものから食べていき、徐々に普通食へと戻していきましょう。

ファスティングはやりすぎてしまうと、様々な悪影響を及ぼし、健康・美容面でデメリットを生じてしまいます。
このようなリスクを回避するためにも、ファスティングは正しいやり方や期間を設定し、十分に計画を立ててから開始した方が良いでしょう。

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