痩せない!つらい!間違ったダイエット5つ

間違ったダイエット
DIET

ダイエットにはいくつもの方法があり、これまでに数え切れない程のダイエットが世間に出回っています。
しかし、正しい方法を知らずに行っていると、結果的にリバウンドしてしまったり、栄養不足で不健康な痩せ方になってしまうことも。

ダイエットの本質はただ体重を減らすのではなく、健康的に美しい体にしていくこと。
ダイエットの本質を見失わないためにも、今回は間違ったダイエットについてご紹介していきましょう。

現在ダイエット中の方は、自分が行っているダイエット方法が間違っていないか確認してみましょう。

間違ったダイエット方法①:過度の糖質オフダイエット

ダイエットに向いている食べ物

人気の高い糖質オフダイエットは、炭水化物を抜いた食事をする方法です。
炭水化物の摂取量を減らすと急激な体重の減少が見られるため、早く効果の出やすいダイエットとして知られています。

体重が減っているのに、炭水化物以外何でも摂取できることから我慢の少ないダイエットとして行っている方も多いと思いますが、極端な糖質制限をしてしまうと体への負担が大きくなり、病気のリスクが出てしまう場合も。

糖質オフダイエットが急激に体重を落とせる理由は、体内の水分量の減少が起こるからです。
お米かパン

糖質を制限すると肝臓で貯蔵しているグリコーゲンが使用されますが、グリコーゲンは肝臓に糖質を貯蔵する際に、水分を約3g程付着させています。
貯蔵していたグリコーゲンを使用する場合、付着している水分も同時に排出されるため、減った体重のほとんどが水分であり、体脂肪が減ったわけではないのです。

また、糖質が不足した状態になるため、常にイライラした気持ちになりやすく、イライラが止まらずに過食に走ってしまう方もいます。
過食してしまえば体重は元通りもしくはダイエットを始める前よりも増えてしまうため、再度糖質制限をかけてしまい、ダイエットとして終わりが来ないままダラダラ続けてしまうことになるでしょう。

他にも糖質オフダイエットには糖質不足によって脳の機能が低下し、集中力の欠如に陥りやすく、仕事や学業に影響を及ぼす場合があります。

ファスティング 口内炎

糖質を制限したことでブドウ糖がなくなると脂質を燃やしてエネルギーに変えていきますが、その代わりに体内で生み出されるのがケトン体です。
ケトン体が増えてくると体液が酸性に傾いていき、だるさや吐き気、ひどくなると昏睡状態にまで陥る危険性があるので要注意です。

さらに、糖質を摂取しないことでタンパク質や脂質が過剰に摂取されやすくなり、栄養バランスの乱れを引き起こします。

イモ類
特に野菜の中でも穀類やイモ類に糖質が含まれるため避けられてしまいがちですが、食物繊維不足から便秘になりやすく、過剰に摂取されたタンパク質で腎機能が悪化する可能性があるため、脳梗塞や動脈硬化などの病気につながるリスクが高まります。

過度な糖質オフダイエットは、病気などのリスクを高める可能性があるので、1日の糖質量は20gまでに抑えるなど、摂取しないのではなく制限に留めるようにすると良いでしょう。

間違ったダイエット方法②:サラダだけダイエット

ダイエットで積極的に生野菜などを使ったサラダを食べることは定番ですが、サラダしか食べないダイエットは一見健康なように見えて危険が潜んでいます。
サラダと言っても野菜のみのサラダもあれば、糖質や脂質の多いサラダもあります。

ファスティングダイエットアドバイザー
例えばポテトサラダはサラダという名前が付いているものの、その中身には糖質の多いじゃがいもや脂質の多いマヨネーズが含まれています。
栄養価は高くなっていますが、ポテトサラダをサラダダイエットしているからといってお腹いっぱいになるまで摂取すれば、痩せるどころか体重は増えてしまうでしょう。

同じ理由でマカロニサラダやツナサラダ、コーンサラダ、かぼちゃサラダも摂取量を考えた方が良いでしょう。
しかしながら、栄養価からみれば、かぼちゃは適度に摂取しておきたいところ。
素焼きにしてバルサミコ酢をかけるなど、調理法を変えてみましょう。

かぼちゃサラダ

春雨サラダはとてもヘルシーなイメージがありますが、納豆などのデンプンから作られた春雨は主成分が炭水化物であり、多く食べればその分糖質を摂取してしまうことになります。
また、サラダの定番であるレタスやきゅうり、トマトなどの生野菜は冷えた食材なので内臓を冷やしやすく、食べたことにより腹痛や下痢、体のむくみを引き起こす可能性も。

ただ、レタスにはサポニンが含まれ、抗酸化作用やコレステロール除去、動脈硬化の予防に期待できます。
きゅうりにもレタスにもカリウムが含まれているため、体内の水分量の調節ができ、トマトには成長ホルモンが含まれているため、ホルモンが活発になる夜の摂取がおすすめであり、サラダ=食べてはいけないものではありません。

サラダダイエットでは温野菜を取り入れて、体を冷やしすぎないように注意しながら、サラダだけでは補えないものを取り入れてみましょう。

温野菜
例えば、茹でた鶏ささみや海藻類、こんにゃく類などはかさ増し食材としても活用できます。
偏った食生活は健康的に痩せるためには不向きです。
サラダも健康的に考えられがちですが、これだけでは栄養素が偏ってしまうので、サラダだけでお腹いっぱいにしないようにすることと、温野菜や鶏肉を入れて足りないものを補っていきましょう。
また、使用するドレッシングもヘルシーなものを選ぶと良いでしょう。

「○○だけダイエット」というように食材を限定するようなダイエットは、栄養バランスの面でも偏りがちであり、健康的に痩せることは難しいと言えます。
そして、同じ食材でも調理法、食べ方によって大きく異なることを覚えておきましょう。
健康的に痩せるためには、痩せやすい食材を積極的に取り入れつつ、バランスの良い食事にすることが大切です。

間違ったダイエット方法③:ゼロカロリーや糖質オフの飲食物を摂取するダイエット

販売されている飲食物の中には、ゼロカロリーや糖質オフの商品もたくさんあります。
このような飲食物は、カロリーもなく糖質も低いため、ダイエット中に取り入れたいと考える人は少なくないでしょう。

しかし、これらの飲食物には、砂糖の代わりになる人工甘味料が使用されています。

飲み物

人工甘味料の中でも多く使用されているのは、アステルパームやスクラロース、アセスルファムK(カリウム)といったものです。

これらの人工甘味料は、アメリカのハーバード大学やパデュー大学、テキサス大学などの研究によって、砂糖以上に太りやすいという特徴があることが判明しました。
なぜ、人工甘味料が砂糖以上に太りやすいのかというと、人工甘味料を摂取することでインスリンが分泌されるのですが、血糖値が上がらないためです。

ご飯やパンなどのブドウ糖を摂取すると、ブドウ糖が血液中に入っていき、血糖値が上がります。
血糖値が上がるとインスリンが分泌され、血糖値を下げるように働きます。
しかし、人工甘味料を摂取しても血糖値は上がりません。

そのため、体がおかしいと感じるようになります。
それが1回であれば問題はありませんが、頻繁に人工甘味料を摂取するとインスリンを受け取る部分の働きが弱くなってしまいます。
空腹
そうなってしまうと、ブドウ糖を摂取して血糖値が上がることでインスリンが分泌されても受け取りにくい状態に。
体はインスリンを増やさなければいけないと思い込み、さらにインスリンを分泌していき、結果的に体脂肪が蓄積されやすくなるため、太りやすくなってしまうのです。

さらに、人工甘味料は中毒性もかなり高いことが分かっています。
また、腎臓にも良くない影響を与えることも前述した大学の研究で判明しているため、私たちの体にとって大きな負担になってしまうと言えるでしょう。

人工甘味料が私たちの体に与える影響は、まだまだ分かっていない部分もたくさんあります。
自分自身の体のことを考えると、ゼロカロリーや糖質オフの飲食物を摂取するダイエットも避けた方が良いでしょう。

間違ったダイエット方法④:肉を食べないダイエット

ダイエットを成功させるために、肉は食べてはいけないと思われがち。
脂っこく、カロリーが高いといった理由がダイエットに向いていないと考えられるため、ダイエット中に肉を食べない方が良いとイメージされやすいのでしょう。

ステーキもちろん、脂身が多い肉や揚げ物にした肉は一度に摂取する脂質量が多くなってしまうためダイエット的には問題ですが、赤身肉やささみなど脂質量が少ない肉であれば、ダイエットに嬉しい効果を発揮してくれます。

肉はダイエットの大敵だと思われていますが、ダイエットをする時に摂取しておきたいタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質は、私たちの内臓や血液、筋肉などを作るために欠かせない栄養素です。

タンパク質が不足してしまえば、筋肉量が少なくなってしまい、体を動かさない状態でもエネルギーを消費させる機能である基礎代謝も低下してしまいます。

過食基礎代謝が低下すると、エネルギーがなかなか消費されず痩せにくい体に。
また、タンパク質は肌のハリや潤いを保つために必要なコラーゲンの元にもなります。

タンパク質が不足してしまうと、ダイエット中の肌荒れを引き起こす原因になってしまう可能性もあるため、ダイエット中であってもタンパク質は摂取した方が良いでしょう。

肉には、タンパク質以外にも人体に吸収されやすい鉄分や、血液を作るためのサポートをしてくれるビタミンB12も含まれています。
ビタミンB12は、動物性食品に多く含まれている栄養素です。

野菜や果物にはほぼ含まれていない栄養素なので、ダイエット中だからといって肉を完全に食べない人は貧血になる可能性が高まります。
健康的に痩せるためダイエットをしたいと考えているのに、健康を害しては本末転倒です。

そうならないためにも、肉を絶対に食べないといった極端なダイエットは避けるようにしてください。
脂っこい肉料理をたくさん食べてしまうと太りやすくなってしまいますが、赤身肉やささみなどをバランス良く食事に取り入れることで、ダイエットも成功しやすくなるでしょう。

間違ったダイエット方法⑤:痩せる効果が期待できる油をたくさん摂取するダイエット

えごま油や亜麻仁油などのオメガ3に属している油は、痩せる効果が期待できると言われています。
これらの油はメディアでも体に良いと取り上げられたため、多くの人がダイエットに効果的だと信じています。

しかし、どんな油であっても、カロリーが高いことには変わりありません。
油は、1g当たり約9kcalと非常にカロリーが高くなっています。

そのため、体に良いからといって摂取しすぎてしまうと、ダイエット効果を期待できなくなってしまうどころか、太りやすくなってしまうのです。
オメガ3は、えごま油や亜麻仁油など健康に良いと言われている油だけではなく、マグロやサンマなどの魚介類にも豊富に含まれています。

そのため、刺身や寿司など魚を生で食べる日にえごま油や亜麻仁油などを摂取してしまうと、油やオメガ3を摂りすぎてしまい、摂取カロリーもその分高くなってしまうのです。
マグロ確かに、えごま油や亜麻仁油などオメガ3に属している油は、私たちの体内では作ることができないα-リノレン酸を摂取するために適しています。
しかし、先ほども説明したようにマグロやサンマなどの魚介類にはオメガ3が豊富に含まれていて、α-リノレン酸も魚介類を食べることで摂取できます。
このことから、魚介類を食べる時にはえごま油や亜麻仁油などオメガ3に属している油を無理に取り入れない方が良いでしょう。

また、えごま油や亜麻仁油などが酸化してしまっても体に良くない影響を与えてしまいます。
酸化した脂質は過酸化脂質と呼ばれていて、消化器官の働きや血液の流れに悪影響を与えると言われているのです。

えごま油や亜麻仁油などに含まれているα-リノレン酸には、血液の流れを良くしてくれる働きもありますが、酸化してしまうと正反対の影響を及ぼす物質に変化してしまいます。
酸化は、熱を加える調理で起こるほか、開封から時間が経ってしまっても起こります。
そのため、開封後はできるだけ早く使用しましょう。

腸内環境

えごま油や亜麻仁油などのオメガ3に属している油を摂取していればダイエットができるということではありません。
健康維持につながることは確かなのですが、オメガ3に属している油によって痩せられるわけではないのです。

オメガ3を意識することも大切ですが、1日の全体的な食事バランスを意識する方がダイエット的に重要となってくるでしょう。

ダイエットをしようとした時に、極端な方法で始めようとする人は実際に多く見られます。
今回ご紹介したダイエット方法を実践すれば体重が落ちることもありますが、健康的なダイエットをするためには、バランスの取れた食事が必要不可欠です。

摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考えた食事ができれば、健康的に痩せられるでしょう。
間違ったダイエットを実践し続けてしまうと、健康を害してしまう可能性もあります。
しっかりとした知識を身に付け、健康的に痩せられるようなダイエット方法を取り入れれば、リバウンドもしにくくなります。

話題になっているからといって間違ったダイエットをしてしまわないよう、気を付けましょう。

ピックアップ記事

CONTENT